人工知能を用いた惑星探査ローバCanSat世界大会への挑戦

1999年から米国ネバダ州ブラックロック砂漠にて行われている惑星探査ローバCanSatの世界大会であるARLISS (A Rocket Launch for International Student Satellites)に参加。 本大会では惑星探査ローバがコンピュータ制御で目的地までどれだけ正確に誘導できるかを世界中の大学で競い合っている。

この研究では人工知能を搭載し、カメラ画像による高精度なゴール地点認識の他、深度カメラによる距離画像認識やステレオカメラによる空間距離計測、さらには加速度データの人工知能分類による正確な状況把握など、高度な情報処理技術を用いて世界1位を目指しています。

ARLISSにおける東京情報大学

(2023年9月:於米国ネバダ州)

実際に、ロケットでAI搭載の惑星探査ローバを打ち上げ、自身の判断で目的地まで正確にたどり着けるかを競う。
※ 東京情報大学が使用する惑星探査ローバの開発はすべて斎藤研究室

米国(ネバダ州)で開催されたARLISSでの参加風景

東京情報大学 斎藤卓也研究室

惑星探査ローバは、ロケットで打ち上げるため「軽量化」と「衝撃耐久性」をいかに確保するかが課題です。

実際の惑星探査ローバ

実際の惑星探査ローバ

実際の打ち上げロケット

実際の打ち上げロケット

斎藤研究室のメンバー

斎藤研究室のメンバー

リモートセンシングの社会実装 IoTとICTを駆使してスマート農業を支える

少子化と高齢化の進行に伴い、伝統的な農業からスマート農業への移行が求められている。
最新のIoT(Internet of Things)とICT(Information and Communication Technology)を活用したスマート農業に関する研究を行っている。

6つのセンサーを搭載した最新のUAV(Unmanned Aerial Vehicle)は、空から植物の健康状態を的確に把握することが可能。 UAVが収集したデータを利用して、病虫害、水や熱などのストレスをAIを用いて解析することで、早期に問題を把握し、適切な対策を講じることができる。これにより健康な野菜と米の収穫が促進されることが期待される。

6つのセンサーを搭載した最新のUAV(Unmanned Aerial Vehicle)を用いたデータ収集広範囲のエリアを上空から観測

新たな情報空間の創出 -バーチャル空間の可能性-

情報通信技術の進歩は、新たな情報空間を創り出しました。そこには、新たな可能性が広がっています。

ここでは井関研究室で運営している OpenSimulatorと呼ばれるオープンソースのメタバース(jogrid.net)上に作られた 情報大の紹介ビデオをご覧ください。 手軽に見られるように 6分間程に編集してあります。ざっと情報大のキャンパスを紹介しています。

情報大 in メタバース 井関研究室